こちらは、下の記事の途中で「もっと詳しいことが知りたい!」と思ってやってきた方のためのページです。

このページは、「サーバー引っ越しの際のデータベースのバックアップの取り方」を詳しく解説します。
データベースってなに?

そもそもデータベースってなに?



データベースと言うのは、ブログのデータを管理している場所のことです。



ふ~ん…。じゃあ、そのデータベースとやらはどこにあるの?



そうですよね。気になりますよね。
データベースはサーバーの中にあるんですよ。
エックスサーバーの場合だと、これらのメニューからデータベースにアクセスすることができます。





なるほど。そのデータベースのデータをバックアップしようって言うことなのね!



そういうことです!
データベースにアクセスするのに必要な情報の取得
データベースにアクセスするには、いくつか必要な情報があります。
「ログインするためのIDとパスワード」みたいなものです。
それの調べ方をご紹介します。
必要な情報を調べるには、FTPソフトでブログのサーバーデータにアクセスする必要があります。



ブログのサーバーデータ??
はい、こちらの記事をもう一度復習してくださいね。
- ブログのデータは、「サーバー上」と「データベース」の2カ所に格納されている。
- その「サーバー上」のデータにアクセスするにはFTPソフトを使う。
という内容でしたね。
このサーバーデータの中に「wp-config.php」というファイルがあるので、それをPCにダウンロードして開いてください。
4つの必要な情報を確認
wp-config.phpを開いたら、下の図のような箇所を探します。だいたい30行目くらいからです。
A~Dの情報がこのあとの作業で必要になる情報になります。間違えないよう、コピペで使用してください。




すべて「’(シングルクォーテーション)」で囲まれています。
シングルクォーテーションは使用しません。その中の単語を使用します。正確にコピペするようにしてください。
データベースのバックアップの取り方
ではここからは、サーバー引っ越しの際のデータベースのバックアップの取り方を詳しく説明します。
phpmyadminというツールを使ってデータベースの中に入っていきます。
うっかりデータを書き替えたりしてしまうと、大変なことになりますので、慎重に行ってくださいね。
なお、具体的なやり方は各サーバーによって少しずつ違うので、ここではエックスサーバーを例にあげて解説しますね。
phpmyadminにログインする
エックスサーバーのサーバーパネルの中から、データベースのphpmyadminをクリックします。


認証画面になります。
先ほど調査したデータベース情報のBとCを入力してログインしてください。


データベースを選択
ログインをすると、こんな感じの画面になりますが、左のグレーの部分に並んでいるのが「データベース」です。
1つ1つに名前がついていて、これが「データベース名」にあたります。


どれが自分のブログのデータベースなのか?は、先ほどの「wp-config.php」の中の「A」を見るとわかるようになっています。
Aと同じ名前のデータベースを見つけてクリックしてください。


そうすると、右側にデータがズラっと出てきます。


データベースの中身の説明
テーブル
この1行1行をテーブルと呼びます。データベースの中に、さらにデータを入れる箱があるイメージです。


接頭辞
テーブルの頭についている文字が接頭辞です。ブログごとに違う接頭辞がついています。


先ほど調べたABCDの4つのデータのうち「D」がブログの接頭辞です。その接頭辞がついたテーブルのかたまりをみつけてくださいね。
たとえばその接頭辞が「movie_」だとしたら、ここがそのかたまりになります。
ただし、optionsというテーブルだけは除外します。


データベースをエクスポートする
ここでは例として、
- データベース名「rara3939_db027」
- 接頭辞「wp01_」
のデータベースをエクスポートするとします。
左側のデータベース名の中から該当するデータベースをクリックします。


エクスポートをクリックします。


ここをクリックします。


この欄を見て、該当する接頭辞のテーブルのみにチェックが入るようにします。


このように、他の接頭辞のテーブルにもチェックが入っている場合は、


先頭のココを2つクリックすると、チェックが全部OFFになるので、


あらためて、該当接頭辞のレコードのみのチェックになるように、チェックを入れ直してください。


optionsというテーブルだけは除外したいので、チェックを外してください。


それ以外はほぼデフォルトのままでOKなのですが、1か所だけ、変更してください。「圧縮」の部分です。


エクスポートボタンを押し、PC上の好きな場所に保存してください。




以上で、データベースのエクスポートは完了です。おつかれさまでした。
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