初心者でも迷わない！オレンジフォームを使いこなすための完全攻略法

こちらのページでは、無料で使えるメールフォームのご紹介をしました。

無料で使えるメールフォームの中で、私のイチオシは「オレンジフォーム」です。

このページでは、オレンジフォームを選ぶべき理由とその使い方について、初心者でもわかるように解説しています。

オレンジフォームを選ぶべき3つの理由

オレンジフォームには多くのメリットがあり、他と比較して優れている点は多々ありますが、
私が実際にオレンジフォームを使用して感じているメリットは以下の3点です。

無料なのに機能制限がない

私が最初に利用していた無料のメールフォームは、

• 1アカウントにつき、フォーム数が５つまで
• 1フォームにつき、項目数は７つまで

という制約がありました。

このように、無料で利用できる代わりに制約のあるサービスは多いです。

仕方なく、フォームが増えるたびにアカウントを新規で取っていたのですが、最後の方には、どのアカウントにどのフォームが入っているのか？さっぱりわからなくなってしまいました。

また、1フォームで7つ以上の項目を使いたいことも、けっこうあります。
ていうか、フォームは自由に作りたいですよね。

オレンジフォームなら、無料なのにもかかわらず、アカウント１つでフォームは作り放題ですし、項目数の制限もないので、好きなフォームが自由に作れます。

オレンジメールと連携している

オレンジメールと言うのは、メルマガ配信スタンドです。
オレンジメールとオレンジフォームは同じ系列なので、黙っていても連携しますので、管理が容易になります。

たとえば「無料レポートを請求していただいて、その方にメルマガを送る」というやり方を考えているとします。

通常のメールフォームの場合だと、無料レポートを請求していただくたびに、その方のデータを、メルマガシステムの方に移す必要があります。実はこれがけっこう面倒なんです。

でもオレンジフォームだと、メルマガと連動することができるので、あなたが何もしなくても、メルマガシステムにデータが自動でコピーされます。面倒な手間がいっさいなくなり、とても便利に使えるわけです。

管理用のフォーム名をつけられる

だいたいの場合、フォーム名は、公開されるフォーム名をそのまま使うことになります。
たとえば、下のフォームのように、フォームのヘッダーが「お問い合わせフォーム」なら、管理するフォーム名も「お問い合わせフォーム」です。

と思いますか？

そうでしょうか？

もしこれが、

• 5000円以上の商品を買った人専用のお問い合わせフォーム
• 何も買わなかった人専用のお問い合わせフォーム

と2つのお問い合わせフォームがあったらどうでしょう？
カラーも項目も、見た目がまったく一緒だとしたら？

まさかヘッダーに「何も買わなかった人専用」なんて表示できませんよね？

オレンジフォームは、ヘッダーとは別に「管理用のフォーム名」が設定できるので、
表では「お問い合わせフォーム」としながらも、裏では「何も買わなかった人専用」と名付けることができるんです。

これは、他にはない地味に便利な機能です。

オレンジフォームでお問い合わせフォームを作る手順

こちらがオレンジフォームのTOP画面です。新規でフォームを作成していきます。

ここからスタートします。

STEP1/3　基本設定

基本情報を入力します。

• 管理用のフォーム名です。ここではテストなので「お問い合わせフォームtest」としました。
• 公開用のフォーム名です。テストではありますが、表向きは「お問い合わせフォーム」とします。
• フォームのカラーを選択します。「枠あり」と「枠無し」のデザインがあります。

枠ありデザイン

枠無しデザイン

この画面は、あとから変更も可能です。

STEP2/3　項目編集

フォームに表示する項目を設定します。
あとからも編集できるので、だいたいで大丈夫です。

赤枠の部分で項目を設定します。最初は「メールアドレス」だけにチェックが入っている状態です。

使用する項目の「使用」にチェックを入れ、入力必須にしたければ「必須」にチェックを入れていきます。
「表示名」がタイトルになります。

名前は、姓と名が分かれている「2分割」と、繋がっている「1項目」のどちらかが選べます。

「性別」「年代」など、いろいろな項目が用意されていますが、欲しい項目がない場合には、好きな項目を作ることができます。

割と下の方にスクロールすると、このような「フリー項目」がいくつもありますので、これを上の方に移動させて使用します。「フリー項目」と書いてある項目名のところをマウスで掴むと移動できます。
移動させずに使ってもOKです。使いにくいですが。

こんな感じになりました。

フリー項目は必ず「入力タイプ」を指定します。
デフォルトは「1行テキスト入力」です。これは、50文字程度のテキストを入力する、1行の枠になります。

「メッセージ本文」のように長文を入力する場所は、「複数行テキスト入力」を選択します。

「購入者様ですか？」のように「はい・いいえ」で答えるような項目は「ラジオで選択」を選び、

ここに選択肢を、半角スペースで区切って入力します。

このように項目をすべて設定して、最後は「次へ」ボタンを押します。

この画面は、あとから変更も可能です。

STEP3/3　登録完了メールの設定

フォームが送信されたあとの、メール送信に関する情報を設定します。
設定するメールは2種類あります。

ユーザーに送られるメールの設定

お問い合わせフォームを送信した人に、自動で送られるメールの設定です。これは必須です。

下の方に、「置き換え可能な文字列」の一覧があるので、それを使用することができます。

よくわからない場合は、あとからも設定できますので、今はこのままでも大丈夫です。
デフォルトのままユーザーに送信されても、失礼はありません。

ただ、送信者名だけは、ユーザーにわかる名前にしてくださいね。デフォルトは本名になっている場合が多いです。

サンプルとして、ららが実際に使っているお問い合わせフォームの返信メールをご紹介しますね。
年月とともにずいぶん長くなってしまったので、なかなか特殊かもしれませんが、参考になれば幸いです。

自分に送られるメールの設定

フォームから送信されたことを自分宛てに知らせるメールです。ここをONにすると、送られる設定になります

OFFのままでも問題はありませんが、お問い合わせフォームが送信されたことに気付きにくくなります。
せっかくのお問い合わせにはすぐに対応したいところなので、ここはONが推奨です。

ONにするとこのような画面になります。

無料版の場合、自分でカスタマイズできるところはありませんが、フォームから送信があった旨がメールで届くので便利です。

メールの設定は、こちらのメニューからも行えます。

フォームを表示させてみる

3つのSTEPが終了したら、フォームを表示させてみましょう。

「枠あり」デザインの場合だと、こんな感じになると思います。

メールのテスト

試しに自分でフォームを送ってみて、「送った人」と「管理者」の両方にメールが届くかどうかを確認してください。無料版のため、メールには広告が入ります。

きちんと届かなかったら、「登録完了メールの設定」をやり直してください。

ヘッダーとフッターの設定

ここまでの設定で、フォームは正常に機能しますが、
もうちょっとこだわりたい場合には、ヘッダーやフッターの設定を行うことができます。

ヘッダーフッターを設定することで、このようなことができます。

このフォームは、2025年5月現在の当ブログのお問い合わせフォームです。

ヘッダー

フッター

ヘッダー・フッターはここから設定します。

デフォルトではこのようになっています。

ここにHTMLで書いていくことになります。

HTMLについての豆知識

ヘッダー・フッターの部分は、HTMLで書かなければならないので、ちょっとハードルが高かったかと思います。

でも、このページでHTMLを語ると大変なことになるので、割愛させていただきます。

その代わり、ららが過去に書いたレポートを無料プレゼントします。
オレンジフォームのカスタマイズについて、HTMLの知識を含めてまとめたレポートです。

ずいぶん前に書いたものですが、2025年5月に古い部分を修正しました。
アドレス入力もない直ダウンロードです。下のリンクからどうぞ。

＞＞レポートを無料でダウンロードする

まとめ

以上が、オレンジフォームでフォームを作る全手順でした。
いかがでしたでしょうか。

オレンジフォームは私がいろいろ試した中で一番使いやすい無料のメールフォームです。

ぜひ、いろいろな用途に活用なさってください。