サイトマップ。よく聞く言葉ではありますが、正確に何のことだかご存知ですか?実はサイトマップには2つの種類があり、それぞれ別の用途で非常に大切な役割をしています。知らないと損をしてしまいますので、この機会に覚えてくださいね。設定を忘れると、あなたのサイトが検索で表示されない可能性もあるんですよ。
ワードプレスを立ち上げたら、導入した方がいいプラグインはいろいろありますが、
その中に、こんな2つがあります。
- PS Auto Sitemap
- XML Sitemap Generator
この両方に共通する言葉
「Sitemap(サイトマップ)」
これ、なんだかわかりますか?
私はよくわからないまま、な~んとなく設定していました。
わかってないから、別のブログでふたたび設定するときに、どうしたらいいのかわからず、悩んじゃうんです。
この際、理解してみようと思って、調べてみました。
Sitemap(サイトマップ)って何?
Sitemap(サイトマップ)というのは、
要するに、ブログの目次みたいなものです。
目次とは言っても、
1.訪問者さんに見てもらう目次
2.グーグルに見てもらう目次
2種類あります。
どっちも「サイトマップ」と言うんですね。
訪問者さん用のサイトマップ
訪問者さん用のサイトマップは、こんなの。
>>このブログの訪問者さん用サイトマップ
私のブログでは、
グローバルメニューから、「目次」としてリンクしてます。
まさに、目次のような役割をしているので、
最初は「目次」としてリンクしたのですが、
最近は「これを目次と呼べるのかなぁ」と思っています。
だってね、このサイトマップは、すべての記事のタイトルが、
カテゴリ別に一覧になってるわけですが、
あなたの知りたい事って、そんなことじゃないですよね。
全体を見渡したいわけじゃなく、
自分に必要な記事を、素早く見つけたいわけですよね。
見ていただくとわかりますが、
私のブログのサイトマップは、今日現在13ページくらいあります。
そんなにたくさんのページから、自分の欲しい情報を見つけるなんて、
目次としてはどうかな~と思うわけです。
まぁ、サイトマップを目次と呼べるかどうかは別として、
訪問者さん(つまり人間)に分かる形でブログ全体を表記しているものが
1つ目の「サイトマップ」です。
グーグル用のサイトマップ
グーグル用のサイトマップは、こんなのです。
>>このブログの、グーグル用サイトマップ
グーグルっていうのは、検索エンジンにサイトを載せるために、
いつも、ロボットがネット上を巡回しています。
そのグーグルさんに、
「うちにはこんなブログがあって、こんなページがありますよ」
と、書類を提出しておくみたいな役目をします。
さきほどの、人間用のサイトマップと違って、
ロボットに分かりやすい方式で書いてあります。
この書類を出しておくと、グーグルさんの方で、
「こんなブログがあるのか。行ってみよう。」と思って来てくれたり、
「これだけページがあるのか。もっと見てみよう」と思って別のページも見てくれたり、します。
つまり、この書類を出しておかないと、
クローラー(巡回しているロボット)が来ても、
全部のページを見てくれなかったり、そもそも来てくれなかったりするわけです。
ということは?
そう。提出しておかないと損なんですね。
人間用のサイトマップと違って、
こっちのサイトマップは必須だと私は考えます。
あなたが一生懸命書いた記事も、
グーグルさんに発見してもらわなければ、ないも同然ですから^^
ではXMLって何?
人間用のサイトマップは非常にわかりやすいと思いますが、Google用のサイトマップについてはまだちょっと疑問が残ります。
プラグイン「Google XML Sitemaps」の名前にも入っていますが「XML」っていったい何なんでしょうか?
「XML」という単語は、サイトマップ関連の話題のときによく出てくるんですが、なんだか小難しそうなので、私もず~っと見て見ぬふりをしてきました(笑)
でも知ってしまえば簡単なことですので、あなたもこの機会に知識を増やしちゃってくださいね。
XMLはファイル形式だった
結論から言いますと、XMLというのは、実は単なるファイル形式のことなんです。
「JPG」とか「PNG」とか「HTML」とかと同じ。な~んだって感じですね(笑)
じゃあXMLファイルというのは何なの?
では、XMLファイルは、どんなときに利用されるのでしょうか?
サイトマップつながりなので、サイトマップを絡めてご紹介しますね。
先ほど、サイトマップには、人間用とロボット用があるとご紹介しました。
人間用のサイトマップは、HTMLファイルです。ファイル名の最後に、「.HTML」がついてます。
一方、ロボット用のサイトマップは、XMLファイルです。ファイル名の最後に、「.XML」がついてます。
人間用サイトマップはロボットには意味不明
HTMLファイルは、サイトを記述するファイルとして有名です。
まず緑色で〇〇が書いてあって、その下に赤い四角があって、その横に〇〇があって…といった、サイトのデザインをずらーっと記述してます。
つまり、人間が見るための画面を表示させるファイルなわけです。
機械から見ると、言われた通りに文字や線を表示しているだけで、どのデータにどんな意味があるかなんて、ちっともわかりません。
サイトマップにしても、人間が見るためのサイトマップですので、ロボットには、全然、データとしての意味がないんです。
XMLファイルはロボット用に書かれている
一方、XMLファイルは、人間じゃなく、ロボットに意味がわかるように書かれたファイルです。
人間でいう、テキストファイルのように、すごくシンプルに書かれていて、どのデータが何を表すのかが、ロボットに明確になるようになってます。
同じサイトマップ(目次)でも、人間用とロボット用があって、ロボット用のファイルは「XMLファイル」と名付けられているっていうことなんですね。
理解してみるとな~~んだって感じじゃないですか?(笑)
まとめ
サイトマップと言う言葉はよく聞く言葉ですが、そのサイトマップには「人間用」と「ロボット用」の2種類が存在し、両方ともワードプレスには必須のものになります。
人間用のサイトマップがなかったらユーザーに不親切なブログということになりますし、
ロボット用のサイトマップがなかったら、自分のブログをGoogleに見つけてもらいにくくなって自分が損をしてしまいます。
そのためのプラグイン「Google XML Sitemaps」と「PS Auto Sitemap」は、必ずインストールしておいてくださいね。
ワードプレスをインストールしたら必ず入れたいプラグインの一覧は、こちらの記事をご覧ください。
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